不妊治療と両立しやすい仕事の条件とは?理解のある職場を見極める8つのポイントと転職の考え方【体験談】

不妊治療と仕事は両立できる?理解のある職場の特徴と転職の判断基準【体験談】 仕事

「今月も急な通院で仕事を調整しなければ……」「また有給を使うことになってしまった。」「同僚に迷惑をかけてばかりで申し訳ない……。」

不妊治療を経験した方なら、一度はこんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。
私もその一人でした。

AMH0.6と診断され、「時間を無駄にできない」と焦る中で不妊治療を開始。
採卵や通院を重ねるたびに、仕事との両立は想像以上に難しいものだと実感しました。

特に体外受精では、卵胞の育ち具合によって診察日や採卵日が決まるため、数日前にならないと予定が分からないことも珍しくありません。

「2日後に来てください。」「採卵日は○日に決まりました。」
そう言われるたびに、私は職場のスケジュールを確認しながら、上司や同僚へ休みの連絡をしていました。

  • 仕事を優先すれば治療のタイミングを逃すかもしれない。
  • 治療を優先すれば職場に迷惑をかけてしまう。

この板挟みが、私にとって一番つらい時間でした。

  1. 実際に仕事を休んだ回数
  2. 私が転職を本気で考えたタイミング
  3. それでも私が転職しなかった理由
  4. 一方で、「理解がある」だけでは限界もある
  5. 「理解のある職場」とは?私が不妊治療を通して感じた本当の条件
    1. 条件① 上司や同僚が相談しやすい雰囲気であること
    2. 条件② 急な休みに対応できる制度があること
    3. 条件③ 在宅勤務ができること
    4. 条件④ 業務が属人化していないこと
  6. 転職前に確認したい「理解のある職場」チェックリスト
  7. 転職すべき?それとも今の職場に残るべき?私が出した結論
    1. 私が転職を思いとどまった理由
    2. 一方で、「転職した方がいい」と感じるケースもある
  8. 転職するか迷ったら、まずは情報収集だけでもしてみる
  9. 転職支援サービスを利用して感じたこと
  10. 「転職=失敗」ではない
  11. 不妊治療中に転職するなら、いつがベスト?
  12. 面接で不妊治療を伝えるべき?
  13. 正社員だけが正解ではない
    1. 派遣社員
    2. 在宅勤務ができる仕事
    3. 業務委託という働き方
  14. 転職活動で確認したい8つのポイント
  15. 転職支援サービスを利用するメリット
  16. 仕事を辞める前に確認したいチェックリスト
    1. 今の職場でできること
    2. 転職を考えてもいいサイン
  17. 私がこの経験を通して感じたこと
  18. まとめ|仕事も不妊治療も、一人で抱え込まないでほしい
  19. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 不妊治療を理由に仕事を辞める人は多いのでしょうか?
    2. Q2. 不妊治療中でも転職活動はできますか?
    3. Q3. 女性向けの転職サービスを利用するメリットはありますか?

実際に仕事を休んだ回数

私が不妊治療を続ける中で利用した休暇は、決して少なくありません。

  • 半休:36回
  • 有給休暇:6回

採卵や診察だけでなく、採卵後の体調不良で予定どおり働けない日もありました。

「また休むの?」そう思われているのではないか。
そんな不安から、クリニックへ向かう電車の中で何度も職場のことを考えていました。

仕事よりも、周囲への罪悪感の方が大きかったのを今でも覚えています。


私が転職を本気で考えたタイミング

実は私は、何度も本気で転職を考えました。
求人サイトを見たり、転職支援サービスを利用して情報収集をしたり、「このまま今の会社で治療を続けられるのだろうか」と何度も悩みました。

理由はシンプルです。私の会社には、

  • 在宅勤務
  • フレックスタイム制度
  • 時間単位の有給休暇

といった制度がありませんでした。

急な通院が必要になっても、勤務時間を柔軟に調整することは難しく、毎回上司へ相談しながら半休や有給を取得していました。

「もし在宅勤務ができる会社だったら。」「フレックスがあれば、もっと通院しやすかったのではないか。」
そんなことを考えた日は一度や二度ではありません。


それでも私が転職しなかった理由

では、なぜ転職しなかったのでしょうか。
一番大きな理由は、上司が理解を示してくれたことです。

もちろん、何度も休暇を取得すれば職場に負担がかかっていたと思います。
内心では困っていたこともあったと思います。

それでも、私の前では嫌な顔をせず、「治療を優先してください。」という姿勢で接してくれました。
この言葉に何度救われたか分かりません。

今振り返ると、私が不妊治療を続けられた理由は、制度が整っていたからではなく、「理解してくれる人がいたから」だったのだと思います。


一方で、「理解がある」だけでは限界もある

ただ、正直に言うと、それだけで十分だったとは思っていません。
上司が理解してくれていても、

  • 在宅勤務ができない
  • フレックス制度がない
  • 時間単位で休めない

という環境では、急な通院への対応には限界があります。
だから私は、「理解のある職場」とは、単に優しい上司がいる会社ではないと考えるようになりました。

本当に大切なのは、制度と職場環境の両方がそろっていること。

この記事では、私自身の経験に加え、厚生労働省が公表している「不妊治療と仕事の両立支援」に関する情報も参考にしながら、

  • 不妊治療と両立しやすい職場の条件
  • 転職を考える前に確認したいポイント
  • 転職するなら何を重視すべきか

について、実体験を交えながらお伝えします。

「仕事を辞めるべきか、それとも続けるべきか。」
その答えは人それぞれですが、この記事が後悔しない働き方を考えるきっかけになれば嬉しいです。


「理解のある職場」とは?私が不妊治療を通して感じた本当の条件

不妊治療と仕事を両立するうえで、「理解のある職場で働きたい」と思う方は多いと思います。

私も転職を考えていた頃は、「福利厚生が充実している会社なら大丈夫かな」「女性が多い職場なら理解してもらえそう」と考えていました。

しかし、不妊治療を続ける中で気づいたのは、それだけでは十分ではないということです。

実際に私が感じた「理解のある職場」とは、制度・職場風土・業務体制の3つがそろっている職場でした。

また、厚生労働省でも、不妊治療と仕事の両立を支援するために、企業が休暇制度や柔軟な働き方を整えることの重要性を紹介しています。

参考

私自身の経験も踏まえながら、「私が考える両立しやすい職場」の条件を紹介します。

条件① 上司や同僚が相談しやすい雰囲気であること

私が今の会社で治療を続けられた一番の理由は、上司が理解を示してくれたことでした。

採卵が近づくと、急な通院や休暇の相談をしなければなりません。
そんなときに、「治療を優先してください。」という姿勢で受け止めてもらえたことは、本当にありがたかったです。

もちろん、職場に負担をかけていたことは十分わかっていました。
だからこそ罪悪感はありましたが、「相談できる相手がいる」というだけで精神的な負担は大きく変わります。

一方で、上司に相談しづらい雰囲気だったり、「また休むの?」という空気がある職場では、不妊治療そのものが続けにくくなってしまうかもしれません。

条件② 急な休みに対応できる制度があること

不妊治療では、予定どおりに通院日が決まるとは限りません。
採卵日や移植日は体の状態によって決まるため、数日前になって急に予定が変わることもあります。

  • 時間単位の有給休暇
  • フレックスタイム制度
  • 時差出勤制度

など、柔軟に勤務時間を調整できる制度がある会社は、大きな安心材料になります。
私の勤務先にはこうした制度がないため、毎回半休や有給を取得して対応していました。

もし、これらの制度があれば、仕事との両立はもう少し負担が少なかったのではないかと感じています。

条件③ 在宅勤務ができること

私が転職を考えた理由の一つが、在宅勤務制度がなかったことです。
採卵後は下腹部に違和感が残ることもあり、満員電車で通勤するだけでも体への負担は大きく感じました。
在宅勤務であれば、

  • 通勤時間を減らせる
  • 体調が悪い日でも働きやすい
  • 通院時間を確保しやすい

など、多くのメリットがあります。

すべての仕事で在宅勤務ができるわけではありませんが、転職を考える場合は確認しておきたいポイントの一つです。

条件④ 業務が属人化していないこと

これは転職サイトではあまり書かれていませんが、私がとても重要だと感じたポイントです。

「この仕事は○○さんしかできない。」
そんな職場では、急な休みを取るたびに業務が止まってしまいます。

結果として、「私が休んだから迷惑をかけてしまった。」という罪悪感につながります。

反対に、

  • マニュアルが整備されている
  • チームで仕事を進めている
  • 誰でも業務を引き継げる

といった職場であれば、急な通院にも対応しやすくなります。


転職前に確認したい「理解のある職場」チェックリスト

転職サイトを見ると、「女性が働きやすい」「福利厚生充実」といった言葉をよく見かけます。
しかし、それだけでは不妊治療との両立がしやすいかどうかは分かりません。

求人を見るときは、次のポイントも確認してみてください。

「理解のある職場」チェックリスト

□ 在宅勤務制度がある
□ フレックスタイム制度がある
□ 時間単位の有給休暇が取得できる
□ 有給休暇の取得率が高い
□ 残業時間が少ない
□ チーム制で仕事を進めている
□ 急な休みに理解がある職場風土
□ 通院しやすい勤務地にある

すべてがそろっている会社は多くありません。
だからこそ、自分にとって何を優先したいのかを整理してから転職活動を始めることが大切だと感じています。

私自身、もし今転職するとしたら、

  1. フレックスタイム制度
  2. 時間単位の有給休暇
  3. 在宅勤務
  4. 上司や同僚の理解
  5. 残業が少ないこと

この順番で職場を探すと思います。

なぎ
なぎ

不妊治療と仕事を両立しやすい職場とは、「優しい人がいる会社」だけでなく、「制度と環境が整い、安心して治療を続けられる会社」なのだと、私は実感しています。


転職すべき?それとも今の職場に残るべき?私が出した結論

不妊治療と仕事の両立が苦しくなると、「もう仕事を辞めた方がいいのかな。」
そう考えてしまうことがあります。

実際、私も本気で転職を考えました。
求人サイトを見たり、複数の転職支援サービスを利用して情報収集をしたり、「もっと治療と両立しやすい会社があるのではないか」と何度も悩みました。

でも、最終的に私は転職しませんでした。
その理由は、「今の会社だから続けたい」と思ったのではなく、「今の会社でも続けられる環境があった」からです。

私が転職を思いとどまった理由

正直に言うと、制度だけを比べれば、今より働きやすい会社はあったと思います。
私が理想だと感じたのは、

  • 在宅勤務ができる
  • フレックスタイム制度がある
  • 時間単位の有給休暇が使える
  • 残業が少ない

そんな職場です。

だから、「転職した方が仕事と不妊治療を両立しやすかったかもしれない」と思うことは今でもあります。

それでも転職しなかったのは、上司が治療に理解を示してくれたことが大きな理由でした。
急な通院や採卵で休みが必要になっても、嫌な顔をせず対応してくれたことは、本当にありがたかったです。

もちろん、職場には迷惑をかけていたと思います。
それでも、「ここなら治療を続けられる」と思えたことが、私にとっては大きな支えでした。

一方で、「転職した方がいい」と感じるケースもある

私の場合は今の職場で治療を続けることを選びましたが、すべての人に同じ選択が合うとは思いません。
例えば、次のような状況が続いている場合は、一度働き方を見直してもいいかもしれません。

  • 通院のたびに嫌味を言われる
  • 有給休暇を取得しづらい
  • 上司に相談できる雰囲気がない
  • 長時間残業が当たり前になっている
  • 急な休みを取るたびに強い罪悪感を抱いてしまう
  • 心や体に不調が出始めている

仕事は大切ですが、自分の心や体を犠牲にしてまで続けるものではありません。
もし、「この環境では治療を続けること自体が難しい」と感じるなら、転職も前向きな選択肢の一つだと思います。


転職するか迷ったら、まずは情報収集だけでもしてみる

転職というと、「今すぐ会社を辞める」と考えてしまいがちです。
しかし、実際にはそうではありません。
私も転職を考えたとき、まず始めたのは情報収集でした。

求人を見たり、転職支援サービスを利用したりする中で、「在宅勤務ができる会社は意外と多いんだ。」「フレックス制度がある会社もあるんだ。」と知るだけでも、気持ちに少し余裕が生まれました。

結果的に転職はしませんでしたが、「いつでも転職できる」という選択肢を持てたことは、大きな安心感につながりました。


転職支援サービスを利用して感じたこと

私自身も複数の転職サイトや転職支援サービスを利用して情報収集をしました。
その中で感じたのは、求人票だけでは、本当に働きやすい会社かどうかは分からないということです。
例えば、

  • 実際の残業時間
  • 有給休暇の取得しやすさ
  • 在宅勤務の利用状況
  • 女性社員や管理職の割合
  • 子育てや介護などへの理解

こうした情報は、求人票だけでは見えてこないことも少なくありません。

転職支援サービスによっては、担当者が企業の雰囲気や働き方について詳しく把握している場合もあります。

もちろん、担当者によって情報量や相性は異なるため、「一つだけ登録して決める」のではなく、複数のサービスを比較しながら、自分に合う担当者を見つけることも大切だと感じました。


「転職=失敗」ではない

不妊治療中に転職を考えると、「新しい職場で治療を続けられるだろうか。」「また一から人間関係を築かなければならない。」そんな不安もあります。
だからこそ、焦って転職を決断する必要はありません。

  • まずは今の職場で改善できることがないか確認する。
  • それでも難しいなら、転職活動を始めてみる。
  • そして、本当に今より良い環境が見つかったときに転職を決断する。

この順番で考えれば、後悔する可能性はぐっと減ると思います。

仕事も、不妊治療も、人生にとって大切なものです。
どちらかを諦めるのではなく、自分に合った働き方を探すことが、長く治療を続けるための第一歩なのかもしれません。


不妊治療中に転職するなら、いつがベスト?

「転職するなら、採卵が終わってから?」「移植前の方がいい?」私も転職を考えていた頃、同じように悩みました。

しかし、不妊治療には決まったスケジュールがありません。
採卵の日程は卵胞の育ち方によって変わりますし、移植後も予定どおりに進むとは限りません。
だからこそ、「このタイミングなら絶対に転職しやすい」という正解はないと思っています。

私が大切だと感じたのは、転職を急ぐのではなく、情報収集だけは早めに始めておくこと。

転職活動は、求人を見たり、働き方を比較したりするだけでも将来の選択肢が広がります。
実際に転職するかどうかは、その後ゆっくり考えても遅くありません。


面接で不妊治療を伝えるべき?

これも多くの方が悩むポイントではないでしょうか。
私自身も、「もし転職するなら治療中であることを話すべきなのかな」と考えたことがありました。

私の考えとしては、自分から無理に伝える必要はないと思っています。

不妊治療はとてもプライベートな内容です。
採用面接では、仕事内容や経験、働き方について話すことが基本であり、家族計画や治療について積極的に伝える義務はありません。

一方で、

  • フレックスタイム制度
  • 在宅勤務制度
  • 時間単位の有給休暇
  • 有給休暇の取得状況

など、働き方に関する制度は面接時に確認しておくことをおすすめします。

制度が自分の働き方に合っているかを確認することは、不妊治療に限らず大切なことです。


正社員だけが正解ではない

転職というと、正社員への転職を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、不妊治療を優先したい時期は、それ以外の働き方も選択肢になります。

派遣社員

派遣社員は、契約内容が明確なため、残業が少ない職場も多くあります。
勤務時間が決まっていることで、通院予定も立てやすくなるケースがあります。

在宅勤務ができる仕事

最近では、事務職やカスタマーサポートなどでも在宅勤務を取り入れている企業が増えています。
通勤時間を減らせるだけでも、体への負担は大きく変わります。

業務委託という働き方

職種によっては、業務委託として働くことで、自分で仕事のスケジュールを調整できる場合もあります。
もちろん収入の安定性など注意点もありますが、「今は治療を優先したい」という時期には、一つの選択肢になるかもしれません。


転職活動で確認したい8つのポイント

求人票だけでは分からないことも多いため、応募前や面接時には次のような点も確認してみると安心です。

転職活動で確認したいポイント
  • 在宅勤務制度の利用実績はあるか
  • フレックスタイム制度が利用できるか
  • 時間単位の有給休暇はあるか
  • 月平均残業時間はどのくらいか
  • 有給休暇の取得率は高いか
  • チームで仕事を進める体制になっているか
  • 女性社員・女性管理職の割合はどうか
  • 通院しやすい勤務地か

求人票だけでは分からないことは、転職支援サービスの担当者に確認してもらえる場合もあります。


転職支援サービスを利用するメリット

私自身も、本気で転職を考えたときに複数の転職サイトや転職支援サービスを利用して情報収集をしました。
その中で感じたメリットは、次のとおりです。

  • 自分では見つけられなかった求人を紹介してもらえる
  • 求人票だけでは分からない情報を教えてもらえる
  • 履歴書や職務経歴書の添削を受けられる
  • 面接日程の調整を代行してもらえる

もちろん、すぐに転職する必要はありません。
まずは情報収集だけでも始めてみることで、「こんな働き方もあるんだ。」「今より治療と両立しやすい会社があるかもしれない。」という新しい発見につながることがあります。

私も実際に情報収集をしたことで、「転職」という選択肢があるだけで気持ちが少し軽くなりました。

なぎ
なぎ

仕事を辞めるかどうかを決める前に、まずはどんな働き方があるのかを知ることから始めてみるのも、一つの方法だと思います。


仕事を辞める前に確認したいチェックリスト

不妊治療と仕事の両立が苦しくなると、「もう辞めたい」と思うこともあるかもしれません。
そんなときは、一度立ち止まって、今の職場で改善できることがないか確認してみてください。

今の職場でできること

  • □ 上司に不妊治療について相談できている
  • □ 半休や有給休暇を活用できている
  • □ 部署異動や業務調整の相談ができそう
  • □ 勤務時間を調整できる制度がある
  • □ 今後、在宅勤務やフレックス制度が導入される予定はないか確認した
  • □ 一人で仕事を抱え込まない工夫をしている

転職を考えてもいいサイン

  • □ 通院のたびに精神的な負担が大きい
  • □ 急な休みに理解が得られない
  • □ 長時間残業が続いている
  • □ 治療より仕事を優先せざるを得ない状況が続いている
  • □ このままでは心や体が限界だと感じている

一つでも当てはまったからといって、すぐに転職する必要はありません。
ただ、「今の環境を変える方法」を考え始めるきっかけにはなると思います。


私がこの経験を通して感じたこと

不妊治療を始める前の私は、「仕事を続けること」と「治療を続けること」は両立できると思っていました。
しかし、実際には想像以上に難しく、

  • 急な通院
  • 採卵日が決まるたびに仕事を調整すること
  • 何度も休みをお願いすること
  • 「また迷惑をかけてしまった」という罪悪感

仕事そのものよりも、精神的な負担の方がつらかったように思います。
それでも続けられたのは、上司が理解を示してくれたことが大きな支えでした。

一方で、在宅勤務やフレックス制度があれば、もっと心に余裕を持って治療を続けられたかもしれないとも感じています。

だから私は、「理解のある職場」とは、人だけではなく制度も含めて考えることが大切だと思っています。


まとめ|仕事も不妊治療も、一人で抱え込まないでほしい

不妊治療と仕事の両立に、正解はありません。
今の職場で続けることが最善の人もいれば、転職したことで心身の負担が軽くなる人もいます。

大切なのは、「仕事か治療か」の二択で考えないことです。

私自身も転職を本気で考えましたが、情報収集をしたうえで「今は今の職場で続けよう」という結論を出しました。

もし、今の職場で改善できることがあるなら、まずはそこから取り組んでみる。
それでも難しいと感じるなら、転職活動を始めてみる。

実際に転職するかどうかは、そのあと決めても遅くありません。
「選択肢がある」と思えるだけで、気持ちが少し楽になることもあります。

あなたにとって、仕事も不妊治療も、どちらも大切な人生の一部です。
どうか一人で抱え込みすぎず、自分が安心して治療を続けられる環境を選んでほしいと思います。


よくある質問(FAQ)

Q1. 不妊治療を理由に仕事を辞める人は多いのでしょうか?

不妊治療と仕事の両立に悩む人は少なくありません。
一方で、働き方を工夫したり、職場の制度を活用したりしながら治療を続けている人もいます。
辞めることだけが正解ではなく、自分に合った働き方を考えることが大切です。

Q2. 不妊治療中でも転職活動はできますか?

できます。実際に私も転職を本気で考え、求人を探したり転職支援サービスを利用したりして情報収集をしました。

転職活動を始めたからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。
まずは情報を集め、自分に合う働き方があるかを知るだけでも、将来の選択肢が広がります。

Q3. 女性向けの転職サービスを利用するメリットはありますか?

女性向けの転職サービスでは、育児や介護などライフイベントと仕事の両立を意識した求人を扱っている場合があります。

また、企業の働き方や制度について詳しい担当者がいることもあるため、求人票だけでは分からない情報を得られる可能性があります。

複数のサービスを比較しながら、自分に合う担当者や求人を探すことをおすすめします。

免責事項

本記事は、筆者自身の経験と公的機関が公開している情報をもとに作成しています。
不妊治療や働き方、転職に関する状況は一人ひとり異なります。
記事内で紹介している内容は一般的な情報であり、特定の企業や転職サービスを推奨するものではありません。
転職や退職に関する最終的な判断は、ご自身の状況を踏まえてご検討ください。

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この記事を書いた人

「なぎ」

30代でAMH0.6(卵巣予備能が低い状態)と診断され、不妊治療を開始。
採卵や転院を経験し、保険適用後も総額100万円を超える治療費を経験しました。

このブログでは、自身の体験と、公的機関が公開している制度情報をもとに、不妊治療のお金・制度・仕事との両立・ライフプランについて発信しています。

専門家ではありませんが、一人の当事者として、「もっと早く知っていれば」と感じたことを、これから治療を始める方にも分かりやすく届けたいという思いで記事を書いています。

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