「不妊治療クリニックに行ったほうがいいのかな?」「初診では何を聞けばいい?」「まだ何も分からない状態で病院へ行って大丈夫?」
妊活を始めたばかりの頃、私はこんな不安を抱えていました。
「もう少し自分たちで頑張ってからでもいいかな」「いきなり体外受精を勧められたらどうしよう」「治療費が高かったらどうしよう」
そんなことを考えて、なかなか受診に踏み出せませんでした。
でも、今振り返ると、クリニックへ行く前に準備しておけばよかったことも、初診で聞いておけばよかったこともたくさんあります。
私は30代で妊活を始め、不妊治療専門クリニックを受診しました。
そこでAMH0.6という結果を知り、その後、採卵7回・転院・胚移植まで経験しました。
私自身、受診したことで自分の状態を知り、その後の治療について考えられるようになりました。
この記事では、私が実際に不妊治療を経験して、
- クリニックへ行く前に準備してよかったこと
- 初診当日に持っていったもの
- 初診で聞けばよかった10の質問
- 初診でどのくらい時間・費用がかかったか
- 受診前に夫婦で話しておきたいこと
- 初診後に「このクリニックで治療を続けたい」と判断するポイント
- 私が最初のクリニックで質問できず、転院して初めて気づいたこと
をまとめました。
「何を準備すればいいのか分からない」という方は、この記事をスマホに保存して、受診前のチェックリストとして使ってください。
※この記事は私自身の不妊治療の体験談をもとにしています。
治療方針や検査の内容、受診のタイミングは年齢・症状・治療歴などによって異なります。
具体的な診断や治療については、医療機関に相談してください。
結論|受診前にやることは「完璧な準備」ではありません
最初に結論をお伝えします。
不妊治療クリニックを受診する前に、私が今なら準備するのは次の7つです。
- 生理周期や月経日を記録する
- 基礎体温を記録できる範囲で残す
- これまでの妊活・治療歴を整理する
- 夫婦で「どこまで治療を希望するか」を話しておく
- 治療費や仕事との両立について考えておく
- 初診で聞きたいことをメモする
- 当日の持ち物・時間・費用を確認する
ただし、「7つ全部準備できてから受診しよう」と考える必要はありません。
私自身、受診前にもっと早く病院へ相談しておけばよかったと思うことがあります。
準備に時間をかけすぎて、受診そのものを先延ばしにしてしまうのは本末転倒です。
分からないことは、受診して医師に相談すればいい。
この記事は、受診を遅らせるための「準備リスト」ではなく、受診への不安を少し減らすための準備リストとして読んでください。
私が受診を迷っていた理由
私が妊活を始めた頃は、「まだ病院へ行くほどではない」と思っていました。
生理が来るたびに少し落ち込みながらも、「もう少し頑張れば自然に授かるかもしれない」「不妊治療はもっと先の話」と考えていました。
一方で、「本当に排卵しているのかな?」「私の体に何か問題があるのかな?」という不安もありました。
そこで、まず自宅でできることから始めました。
基礎体温を記録し、排卵検査薬も使いました。
すると、基礎体温を3か月ほど記録しても、私の場合はきれいな二相性になりませんでした。
「もしかしたら、何か確認したほうがいいのかもしれない」そう思ったことが、受診を決めるきっかけの一つになりました。
受診したことで初めて分かった「AMH0.6」
初診・検査を受けた結果、私はAMH0.6という数値を知りました。
当時は、「AMHって何?」という状態でした。
AMHは、卵巣予備能を推測するために用いられる検査の一つです。
ただし、AMHが低い=妊娠できないという意味ではありません。
日本産科婦人科学会も、AMHは卵巣に残っている卵子の数を反映するとされる一方、卵子の質を推測する検査ではないと説明しています。
私の場合は、AMH0.6という結果を知ったことで、「自分の体の状態をもっと知りたい」「時間を意識して治療について考えたい」と思うようになりました。

だからこそ今の私は、受診する前に完璧な知識を身につけるより、まず専門家に相談して自分の状態を知ることも大切だと考えています。
不妊治療クリニックへ行く前にやること7選
ここからは、私自身が受診前にやってよかったことと、今なら追加したい準備を紹介します。
① 生理周期・月経日を記録しておく
まずおすすめしたいのが、月経日の記録です。最低限、
などを分かる範囲で記録しておきます。
スマートフォンの生理管理アプリでも構いません。
「何月何日に生理が始まりましたか?」と聞かれたとき、記録があると答えやすくなります。
ただし、記録がないから受診できないわけではありません。
分かる範囲で準備しておけば十分です。
② 基礎体温は「できる範囲」で記録する
私は受診前の約3か月間、基礎体温を測っていました。
毎朝測ってグラフにすると、「高温期と低温期がどうなっているのか」を自分でも確認できます。
私の場合は、3か月記録しても二相性がはっきりせず、「本当に排卵しているのかな?」という疑問を持つようになりました。
その記録を初診時に持参したところ、医師にも見てもらうことができました。
ただし、ここは重要です。基礎体温だけで排卵の有無を自己判断することはできません。
記録はあくまで受診時に伝える情報の一つです。
「基礎体温を測っていないから、まだ受診できない」とは考えなくて大丈夫です。
③ これまでの妊活・治療歴を簡単にまとめる
初診では、「これまでどのくらい妊活をしてきましたか?」と聞かれることがあります。
そこで私は、次のような情報を簡単にまとめておくことをおすすめします。
- 妊活を始めた時期
- 生理周期
- 妊娠歴・流産歴など
- これまで受けた婦人科検査
- 服用中の薬
- 持病
- 気になっている症状
- 他院で受けた検査
- これまでの治療歴
- 採卵回数
- 受精結果
- 胚の培養結果
- 凍結できた胚
- 移植回数
- 過去の治療方法
- 過去の検査結果
これらを整理しておくと便利です。
④ 夫婦で「どこまで治療を希望するか」を話しておく
私は、これが受診前の準備の中でもかなり重要だと思っています。
初診でいきなり、「体外受精まで考えていますか?」と聞かれても、夫婦で話し合っていなければ答えにくいからです。
もちろん、受診前から最終的な答えを決める必要はありません。例えば、
- まず検査を受けたい
- タイミング法から始めたい
- 人工授精について知りたい
- 体外受精も選択肢として考えたい
- 年齢を考えて早めに治療を進めたい
- できるだけ自然な方法から始めたい
など、現時点の希望を話しておくだけでも違います。
大切なのは、「何を選ぶか」より、「夫婦で同じ方向を向いているか」だと私は感じました。
⑤ 治療費と仕事についても「ざっくり」話しておく
不妊治療を始める前は、「治療費がいくらかかるか分からない」ことも不安でした。
また、治療内容によっては通院回数が増えることもあります。
厚生労働省も、不妊治療と仕事の両立が難しくなる理由として、通院回数の多さや精神的負担、通院と仕事の日程調整の難しさなどを挙げています。そのため、受診前に夫婦で、
などを話しておくと安心です。
ただし、受診前に「治療費○万円まで」と完璧に決める必要はありません。
初診で今後の検査や治療について説明を受けてから、改めて考えても大丈夫です。
⑥ 初診で聞きたいことをスマホにメモする
これは私が一番後悔していることです。
最初のクリニックで、「何か質問はありますか?」と聞かれた私は、「特にありません」と答えてしまいました。
今振り返ると、「先生に任せれば大丈夫」と思っていたのだと思います。
その後、採卵を3回経験しても凍結できず、転院することになりました。
転院先では、「私の年齢やAMHなら、どのような治療方針になりますか?」と最初から質問しました。
そこで私は、同じ不妊治療でも、医師によって治療方針の考え方や提案内容が異なることを知りました。
もちろん、どちらが正しいという話ではありません。
ただ、「なぜこの治療をするのか」を自分が理解しておくことは大切だったと感じています。
⑦ 初診当日の持ち物・時間・費用を確認する
最後はとても現実的な準備です。
クリニックによって必要なものや初診の流れは異なるため、予約時やホームページで確認しておきましょう。
私なら、次のものを準備します。
☐ マイナ保険証など必要なもの
☐ 生理日の記録
☐ 基礎体温表
☐ お薬手帳
☐ 現在服用している薬の情報
☐ 過去の検査結果
☐ 紹介状(転院の場合)
☐ 質問メモ
☐ クレジットカード・現金など支払い手段
☐ クリニックから指定された書類
そして、初診の日はできれば時間に余裕を持っておくことをおすすめします。
私の初診は約3時間かかった
これは私自身の体験ですが、初診の日は想像以上に時間がかかりました。
- Web問診票の確認
- クリニックの説明
- 同意書の記入
- 医師の診察
- エコー検査
- 採血
- 看護師さんから今後の流れ・検査・費用の説明
- 会計
私たち夫婦は15時に予約。
受付後、すべて終わって帰宅したのは18時頃。約3時間かかりました。
さらに、私の場合は夫婦で約45,000円の費用がかかりました。
これはあくまで私が受診したクリニックでの体験であり、初診費用や検査内容は医療機関によって異なります。
「初診だから30分くらいかな」と考えて予定を詰め込むより、半日程度の余裕を持っておくと安心です。
初診で聞くべき質問10選
私が今から初診を受けるなら、次の10個を質問します。
最初に聞きたいのがこれです。
「私の年齢や検査結果を踏まえると、まずどのような治療を考えますか?」
「その治療を選ぶ理由は何ですか?」
「治療法の名前」だけでなく、なぜその方法を提案するのかを理解するためです。
不妊治療には、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精などさまざまな方法があります。
日本産科婦人科学会も、不妊の原因や状況に応じて治療法を組み合わせると説明しています。
「今の状態なら、どの治療から始める予定ですか?」
「次のステップに進む判断は何を基準にしますか?」
と聞きます。
体外受精を検討する場合は、
「私の場合、どのような刺激方法を考えていますか?」
「なぜその方法を選ぶのでしょうか?」
と確認します。
私自身は、最初のクリニックでは治療方法について十分に質問できていませんでした。
転院先では、自分の検査結果を踏まえた治療方針を説明してもらい、「同じ不妊治療でも、考え方はいろいろあるんだ」と感じました。
ただし、刺激法にはそれぞれ適応やメリット・デメリットがあります。
「低刺激が正解」「高刺激が正解」と決めつけず、自分の場合の理由を確認することが大切です。
これは、私が今なら絶対に聞きたい質問です。例えば、
「もし採卵して思うような結果にならなかった場合、次回は治療方法を変更することがありますか?」
と聞きます。
不妊治療では、1回の結果だけですべてを判断できるわけではありません。
一方で、治療を続けながら結果を振り返り、「次はどうするのか」を考えることも大切です。
だから私は、「結果が出なかった場合の次の一手」まで確認しておきたいと思っています。
体外受精や顕微授精を検討する場合、
- 体外受精
- 顕微授精
- 胚の培養
- 初期胚
- 胚盤胞
- 凍結保存
など、さまざまな言葉が出てきます。
初診で全部理解する必要はありません。分からなければ、
「この言葉の意味がよく分からないのですが、私の場合はどう考えればいいですか?」
と聞いて大丈夫です。
これは、できれば初診で確認したい項目です。
聞きたいのは、「初診はいくらですか?」だけではありません。例えば、
「今後、どのような検査が必要になりますか?
「治療を進めた場合、どのくらいの費用がかかる可能性がありますか?」
「保険診療の範囲と、保険外になるものを教えてください」
などです。
治療費は治療内容によって変わるため、「総額○万円」と断定するのではなく、今後必要になりそうな費用の項目を確認することが大切です。
フルタイムで働いている方は、ぜひ聞いておきたい質問です。
私は実際に治療を始めてから、「こんなに通院が必要なんだ」と思いました。確認したいのは、
- 診療時間
- 土曜日診療
- 通院頻度
- 採血の時間
- 採卵日の時間
- 急な受診が必要になる可能性
- 予約方法
などです。
仕事を続けながら治療する予定なら、治療内容だけでなく「通い方」も確認しておくことをおすすめします。
「初診を受けたら、すぐ治療開始」とは限りません。
検査や結果説明などが必要になる場合があります。そのため、
「初診後、実際に治療を始めるまでどのくらいかかりますか?」
と確認しておくと予定を立てやすくなります。
特に、仕事の予定や夫婦のスケジュール調整が必要な方は聞いておくと安心です。
初診で、「次は何をするんだろう?」と分からないまま帰宅すると、不安になってしまいます。そこで、
「今後、どんな検査を受ける予定ですか?」
「検査にはそれぞれどんな目的がありますか?」
と聞いてみます。
日本産科婦人科学会によると、不妊症の検査には、女性側では超音波検査、子宮卵管造影検査、ホルモン検査など、男性側では精液検査などがあります。
ただし、全員が同じ検査を受けるわけではありません。
自分の場合に何が必要なのかを確認しましょう。
最後に、
「次の受診までに、自宅でできることはありますか?」
と聞きます。例えば、
- 生理周期の記録
- 基礎体温
- 排卵の記録
- 薬やサプリの確認
- 生活習慣についての相談
などです。
ただし、自己判断でサプリや薬を増やす必要はありません。
気になるものがあれば、「これは飲んでも大丈夫ですか?」と医師に確認しましょう。
初診で全部質問できなくても大丈夫
10個も質問を用意すると、「全部聞かないといけないの?」と思うかもしれません。
でも、そんな必要はありません。私が今なら優先するのは、
- 自分の場合の治療方針
- その治療を選ぶ理由
- 今後の治療の進め方
- 費用
- 通院頻度・仕事との両立
残りは、後から聞いても構いません。
「質問できなかった=失敗」ではありません。
診察後に疑問が出てきたら、次回聞けばいいのです。
私が「質問しなかった」ことで後悔したこと
私が一番後悔しているのは、「もっと質問しておけばよかった」ということです。
最初のクリニックでは、「先生が自分に合った治療を考えてくれる」と思っていました。
そのため、治療について深く質問しませんでした。その後、
- 採卵3回
- 凍結胚0個
- 転院
という経験をしました。
もちろん、質問しなかったことが結果の原因だったとは言えません。
不妊治療の結果には、さまざまな要因が関係します。
ただ、もし初診の時点で、「私の場合はなぜこの治療なのですか?」「ほかの選択肢はありますか?」と質問していたら、もっと早く自分の治療について理解できたかもしれません。

この経験から私は、初診は「先生に治療を決めてもらう日」ではなく、「自分が治療方針を理解する日」だと考えるようになりました。
転院先で同じ質問をしてみて分かったこと
転院後、私は最初のクリニックで聞けなかった質問を、転院先で聞きました。例えば、
「AMHが低いのですが、こちらではどのような治療方針になりますか?」
と質問しました。
すると、これまでとは違う治療方針について説明してもらうことができました。
私にとっては、「同じ不妊治療でも、クリニックによって考え方が違うんだ」と知るきっかけになりました。
その後、転院先で採卵を行い、初期胚を1個凍結することができました。
ただし、「転院したから凍結できた」と断定することはできません。
年齢や卵子・精子の状態、治療内容など、さまざまな要因があります。
私が伝えたいのは、「自分の治療について質問し、納得して選択することには意味があった」ということです。
初診後に「このクリニックで続けたい」と思えるか
初診を終えたら、次の5つを振り返ってみてください。
「なぜこの治療なのか」を説明してもらえたか。
疑問を聞ける雰囲気だったか。
次の検査・治療が見えているか。
今後どのような費用が発生するのか説明があったか。
これが一番大切です。
「この先生なら相談しながら治療できそう」と思えたなら、それも大切な判断材料になります。
クリニック選びは「受診前」と「初診後」の2段階で考える
ここまで読んで、「じゃあ、受診前にクリニックをどう選べばいいの?」と思った方もいるかもしれません。
今回の記事では「初診前~初診」に絞っています。
クリニックそのものの選び方や、治療中に転院を考えるタイミングについては、別の記事で詳しくまとめています。

こちらでは、
- クリニック選びで確認したい5つのポイント
- 口コミだけで決めなかった理由
- 転院を考えるきっかけ
- 転院先を選ぶときに確認したこと
- セカンドオピニオンという選択肢
について、私自身の経験をもとに紹介しています。
「どのクリニックを選ぶか」で迷っている方は、あわせて読んでみてください。
受診前に夫婦で話しておきたい5つのこと
最後に、私が今から妊活を始めるなら、夫婦で次の5つを話します。
「もう少し様子を見る」こと自体が悪いわけではありません。
ただ、期限を決めずに先延ばしにすると、気づけば時間が経っていることがあります。
「○月までに授からなければ受診する」など、夫婦で目安を決めておくのも一つの方法です。
最初から答えを決める必要はありません。
ただ、「体外受精についてどう考えている?」など、ざっくり話しておくだけでも違います。
治療費については、後から現実的な金額を知って考え直しても構いません。
まずは、「できるだけ治療したい」「家計とのバランスを見ながら進めたい」など、お互いの考えを知っておくことが大切です。
治療を始めると、通院のために仕事を調整する場面が出てくる可能性があります。
「急な通院が必要になったらどうする?」など、事前に話しておくと安心です。
不妊治療は身体だけでなく、精神的にも負担になることがあります。
「結果が出なかったときはどうする?」「どんな言葉をかけてほしい?」などを話しておくと、お互いの気持ちを理解しやすくなります。
不妊治療の受診を迷っている方へ
この記事を読んでいる方の中には、「まだ病院へ行くほどではない」と思っている方もいるかもしれません。
私もそうでした。
でも、受診したことで、「自分の体について知らなかったことを知る」ことができました。
日本産科婦人科学会は、妊娠を希望する健康な男女が避妊せずに性交していても1年間妊娠しない場合を不妊症としています。
一方、排卵がない場合や子宮内膜症などの要因がある場合、また年齢などによっては1年を待たずに検査・治療を始めたほうがよい場合があるとしています。
だから、「○か月だから絶対に受診」と機械的に考えるのではなく、年齢・月経や排卵の状態・既往歴・妊活期間など、自分の状況に合わせて考えることが大切だと思います。
「病院へ行くのが怖い」という気持ちがあるなら、「治療を始めるため」ではなく、「まず自分の状態を知るために相談する」と考えてみてもいいかもしれません。
初診前チェックリスト|これだけスマホに保存
最後に、この記事の内容を1枚にまとめます。
☐ 生理日を記録した
☐ 基礎体温を分かる範囲で記録した
☐ これまでの妊活・治療歴を整理した
☐ 服用中の薬・サプリを確認した
☐ 夫婦で治療について話した
☐ 治療費について話した
☐ 仕事との両立について考えた
☐ マイナ保険証など必要なもの
☐ 生理日の記録
☐ 基礎体温表
☐ お薬手帳
☐ 過去の検査結果(転院の場合)
☐ 紹介状(転院の場合)
☐ 質問メモ
☐ 支払い手段
☐ 自分の場合の治療方針
☐ なぜその治療を選ぶのか
☐ 今後の治療の流れ
☐ 必要な検査
☐ 費用の目安
☐ 通院頻度
☐ 仕事との両立
☐ 治療結果による方針変更
☐ 初診から治療開始までの期間
☐ 次回までに自宅でできること
全部聞けなくても大丈夫です。
気になったことから順番に聞いてみてください。
まとめ|初診は「質問する日」ではなく、自分の治療を知る日
不妊治療を始めた頃の私は、「先生に任せておけば大丈夫」と思っていました。
だから初診で、「何か質問はありますか?」と聞かれても、「特にありません」と答えていました。
その後、採卵を3回経験しても凍結できず、転院することになりました。
転院を経験した今だからこそ、「もっと最初から自分の治療について質問しておけばよかった」と思います。
だから、これから初診を受ける方には、「何を質問すればいいか分からない」と不安になってほしくありません。
完璧な知識はいりません。分からなければ、「それはどういう意味ですか?」と聞けばいい。
不安なら、「私の場合はどう考えますか?」と聞けばいい。
そして、「なぜその治療をするのですか?」と聞いてみる。
それだけでも、自分の治療を理解するきっかけになります。
私自身、AMH0.6という結果を知ったときは大きなショックでした。
でも、知らなかったまま過ごすより、自分の状態を知ったことで、その後どうするかを考えることができました。
不妊治療には、一人ひとり違った事情があります。
だからこそ、「誰かの正解」ではなく、「自分が納得できる選択」をすること。
これが、私が治療を経験して一番大切だと感じたことです。
この記事が、これから初診を迎える方の不安を少しでも減らし、「これを聞いてみよう」「これだけ準備して行こう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
💡参考資料
この記事では、筆者自身の体験に加えて、以下の公的情報を参考にしています。
制度や医療に関する情報は変更される可能性があります。治療や検査については、最新の情報を医療機関に確認してください。
「なぎ」
30代でAMH0.6(卵巣予備能が低い状態)と診断され、不妊治療を開始。
採卵や転院を経験し、保険適用後も総額100万円を超える治療費を経験しました。
このブログでは、自身の体験と、公的機関が公開している制度情報をもとに、不妊治療のお金・制度・仕事との両立・ライフプランについて発信しています。
専門家ではありませんが、一人の当事者として、「もっと早く知っていれば」と感じたことを、これから治療を始める方にも分かりやすく届けたいという思いで記事を書いています。

