【体験談】不妊治療の医療費控除を実際に申請してみた|交通費・先進医療・保険金は対象?採卵4回の実例で解説

【体験談】不妊治療の医療費控除を実際に申請してみた|交通費・先進医療・保険金は対象? 確定申告

「不妊治療の医療費は医療費控除の対象になるの?」「交通費も申請できるって本当?」「保険金を受け取ったら医療費控除はできないの?」

私も不妊治療を始めた頃は、このような疑問ばかりでした。
治療費だけでも大きな負担なのに、制度の内容は複雑で、何を準備すればよいのかも分かりませんでした。

私自身、AMH0.6と診断されて不妊治療を開始し、2025年はタイミング法から採卵4回までを経験しました。
その年に支払った医療費(医療費控除の対象)は、交通費を含めて約78万円。
さらに高額療養費制度や医療保険の給付金も利用したため、「医療費控除はほとんど使えないのでは?」と思っていました。

しかし実際に申請してみると、補填された金額を差し引いたあとも医療費控除の対象となり、確定申告をして本当に良かったと感じています。

この記事では、2025年分の確定申告で実際に医療費控除を申請した体験をもとに、

  • 医療費控除の対象になる費用・ならない費用
  • 高額療養費制度や医療保険との違い
  • e-Taxで申請した流れ
  • 実際に後悔したこと・やっておけば良かったこと

を、経験者の目線で分かりやすく解説します。

制度の説明だけではなく、「実際に申請した人だからこそ分かったこと」を中心にお伝えしますので、これから確定申告をする方の参考になれば幸いです。

この記事でわかること
  • 不妊治療で医療費控除の対象になる費用・ならない費用
  • 交通費や先進医療は対象になるのか
  • 高額療養費制度・医療保険の給付金との違い
  • 実際に申請した医療費の内訳
  • e-Taxで申請するときに準備しておくもの
  • 私が申請して感じた注意点や後悔したこと
  1. 【実例公開】私が2025年に医療費控除を申請した内容
  2. 医療費控除とは?会社員でも利用できる制度
  3. 不妊治療は「制度を知っているか」で負担が変わる
  4. 不妊治療で医療費控除の対象になったもの【私の体験談】
    1. 不妊治療で医療費控除の対象になったもの一覧
    2. 採卵・移植・検査費用は医療費控除の対象?
    3. 先進医療は医療費控除の対象?
    4. 通院交通費も医療費控除の対象になりました
      1. 私が一番後悔したこと
  5. 不妊治療で医療費控除の対象外だったもの
  6. 「保険適用」と「医療費控除」は別の制度
  7. 高額療養費制度・医療保険・医療費控除の違い
  8. 高額療養費制度を利用していても医療費控除は申請できる?
  9. 医療保険の給付金を受け取っても医療費控除はできる?
  10. 私が実際に受け取った保険金
  11. 私の2025年分をもとにしたイメージ
  12. e-Taxで一番困ったのは「保険金の入力」だった
  13. 医療費控除は「諦める前に確認する」ことが大切
  14. 私が実際にe-Taxで医療費控除を申請した流れ
  15. 医療費控除を申請する前に準備しておきたいもの
  16. マイナポータル連携で便利だったこと
  17. 私がおすすめする領収書の管理方法
  18. 申請前チェックリスト【保存版】
  19. 「もっと早く知っておけばよかった」と思ったこと
  20. 不妊治療の医療費控除でよくある質問(FAQ)
    1. Q1. 採卵や胚移植の費用は医療費控除の対象になりますか?
    2. Q2. タイムラプスなどの自費診療も対象になりますか?
    3. Q3. 通院の交通費も医療費控除の対象ですか?
    4. Q4. 保険金を受け取っていても医療費控除はできますか?
    5. Q5. 高額療養費制度を利用していても医療費控除は申請できますか?
    6. Q6. 夫婦どちらで申請した方がいいですか?
  21. まとめ|不妊治療は「制度を知っているか」で負担が変わる

【実例公開】私が2025年に医療費控除を申請した内容

まずは、私が実際に申請した医療費の内容をご紹介します。
※現在は採卵6回・移植1回・転院を経験していますが、ここで紹介する金額は2025年分(タイミング法・採卵4回など)の確定申告の内容です。

項目金額
病院・薬代737,700円
通院交通費39,760円
支払総額777,460円
高額療養費制度で戻った金額(概算)約40,000円
医療保険・先進医療給付金(概算)約540,000円

この表を見ると、「保険金を54万円も受け取ったなら、医療費控除は受けられないのでは?」と思う方もいるかもしれません。実は私も同じように考えていました。

しかし、医療費控除は高額療養費や保険金で補填された金額を差し引いたうえで計算される制度です。
そのため、保険金を受け取っていても、条件を満たせば医療費控除を利用できるケースは少なくありません。
実際に私も、補填後の自己負担額をもとに医療費控除を申請しました。
※医療費控除額や還付される税額は、所得や扶養状況などによって異なります。


医療費控除とは?会社員でも利用できる制度

医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税や住民税の負担を軽減できる制度です。
不妊治療も、医療費控除の対象になります。

また、「会社員だから利用できない」と思われがちですが、そのようなことはありません。
会社員でも、年末調整とは別に確定申告を行えば、医療費控除を申請できます。

私はe-Taxを利用して自宅から申請しましたが、思っていたよりスムーズに手続きを進めることができました。
一方で、「もっと早く準備しておけば良かった」と感じたこともいくつかあります。
その点についても、この記事の後半で詳しくご紹介します。


不妊治療は「制度を知っているか」で負担が変わる

不妊治療を始める前の私は、「医療費控除」という制度は知っていても、「自分には関係ない」と思っていました。しかし実際には、

  • 高額療養費制度
  • 医療費控除
  • 医療保険の給付金
  • 自治体の助成制度

など、利用できる制度がいくつもあります。

私自身、これらを活用したことで、経済的な負担を少し軽減することができました。
もちろん、不妊治療の費用が安くなるわけではありません。

それでも、「知らなかった」で何万円もの差が出てしまうのは、とてももったいないことだと思います。
だからこそ、このブログでは、制度を分かりやすく整理しながら、実際に経験したこともあわせて発信しています。

ここからは、実際に私が医療費控除で申請できたもの・対象外だったものを、体験談を交えながら詳しく解説していきます。


不妊治療で医療費控除の対象になったもの【私の体験談】

「これは医療費控除の対象になるのかな?」私が確定申告をするとき、一番悩んだのがこの部分でした。
不妊治療は保険診療だけでなく、自費診療や先進医療、検査などさまざまな費用が発生します。

実際に申請して感じたのは、「治療のために必要だった医療費」は対象になるものが多いということです。
まずは、私が実際に申請した費用を一覧にまとめました。

※医療費控除の対象になるかどうかは、支出の目的や状況によって判断が異なる場合があります。
ここでは私が実際に申請した内容と、一般的な考え方をもとに紹介しています。
不明な場合は税務署や税理士へご確認ください。

不妊治療で医療費控除の対象になったもの一覧

項目対象
初診料・再診料
初期検査
血液検査
超音波検査
採卵費用
胚培養・培養管理費
胚移植費用
処方薬・注射
先進医療
通院交通費(公共交通機関)

採卵・移植・検査費用は医療費控除の対象?

はい。妊娠を目的とした不妊治療であれば、採卵や胚移植、診察・検査などにかかった費用は、原則として医療費控除の対象になります。

私も2025年は採卵4回を行い、その際にかかった採卵費用や診察代、血液検査、超音波検査などを医療費として申告しました。
不妊治療では、採卵当日だけでなく、その前後にも何度も通院があります。
診察や採血、超音波検査なども積み重なると大きな金額になるため、領収書はまとめて保管しておくことをおすすめします。

先進医療は医療費控除の対象?

私が特に迷ったのが、タイムラプスなどの先進医療でした。
保険適用外のため、「自費診療だから対象外なのかな?」と思っていたからです。

しかし、妊娠を目的とした治療の一環として受けた検査であれば、自費診療であっても医療費控除の対象となる場合があります。
私は実際にタイムラプスやEMMA・ALICE検査の費用も医療費として申告しました。

一方で、自費診療だからといってすべてが対象になるわけではありません。
治療とは関係のない美容目的などの費用は対象外です。

判断に迷う場合は、領収書を保管したうえで税務署へ確認すると安心です。

通院交通費も医療費控除の対象になりました

意外と見落としやすいのが、通院の交通費です。
病院までの電車やバスなどの公共交通機関を利用した交通費は、医療費控除の対象になります。
私も2025年はタイミング法から採卵4回まで通院し、交通費は39,760円になりました。

最初は、「数百円だから大丈夫だろう。」と思って記録を残していなかったのですが、確定申告の時期になって本当に後悔しました。

私が一番後悔したこと

交通費は、その都度メモしておくべきでした。
不妊治療は、採卵周期だけでも何度も通院があります。診察、採血、超音波検査、採卵…。
さらにタイミング法の通院も含めると、1年間ではかなりの回数になります。

私は後から通院日を振り返り、

  • いつ通院したのか
  • どの経路だったのか
  • いくらだったのか

を思い出しながら集計することになりました。

想像以上に時間がかかり、「最初から記録しておけばよかった」と強く感じました。
これから医療費控除を申請する方は、スマートフォンのメモや家計簿アプリなどに、

  • 通院日
  • 利用区間
  • 金額

を記録しておくことをおすすめします。
数分で終わる作業ですが、確定申告の負担が大きく変わります。


不妊治療で医療費控除の対象外だったもの

一方で、「治療のために使ったお金だから対象になる」と思っていたものでも、医療費控除の対象外になるものがあります。

私が調べて特に注意が必要だと感じたものをまとめました。

項目対象
自家用車のガソリン代
駐車場代
葉酸などのサプリメント
妊活グッズ

私も最初は、「葉酸サプリは身体のためだから対象になるかも。」と思っていました。
しかし、健康維持や予防を目的としたサプリメントは、一般的には医療費控除の対象外とされています。
また、自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車場代も、原則として対象外です。


「保険適用」と「医療費控除」は別の制度

私自身、最初はここを勘違いしていました。
「保険適用じゃないから医療費控除も対象外なんじゃない?」と思っていたのです。

しかし実際には、保険適用かどうかと、医療費控除の対象になるかどうかは別の話です。

例えばタイムラプスやEMMA・ALICE検査のように自費診療であっても、妊娠を目的とした治療の一環であれば、医療費控除の対象となる場合があります。

この点を知っているだけでも、医療費控除の対象額が変わる可能性があります。


高額療養費制度・医療保険・医療費控除の違い

私が確定申告をする前に、一番混乱したのがこの3つの制度でした。
「高額療養費制度でお金が戻ってきたけど、医療費控除も申請できるの?」「医療保険の給付金を受け取ったら、もう医療費控除は使えないの?」私自身、最初はそう思っていました。

しかし実際には、それぞれ役割が異なる制度です。まずは違いを簡単にまとめます。

制度どんな制度?受け取るタイミング
高額療養費制度1か月の医療費が自己負担限度額を超えた場合に払い戻される制度治療後
医療保険の給付金加入している民間の医療保険から支払われる給付金保険会社へ請求後
医療費控除1年間に支払った医療費に応じて税金の負担を軽減する制度確定申告後

つまり、同じ制度ではなく、それぞれ目的が異なります。


高額療養費制度を利用していても医療費控除は申請できる?

結論から言うと、高額療養費制度を利用していても、医療費控除は申請できます。
ただし、そのまま全額を申請できるわけではありません。

医療費控除では、高額療養費制度で払い戻された金額は差し引いて計算します。
つまり、医療費控除の対象になるのは、実際に自分で負担した医療費です。

私も2025年は高額療養費制度を利用し、約4万円が払い戻されました。
そのため、医療費控除を申請するときは、その金額を反映して計算しました。

💡高額療養費制度について詳しく知りたい方へ

高額療養費制度の仕組みや、私が実際に利用したときの自己負担額については、こちらの記事で詳しくまとめています。

【2026年版】不妊治療で実際に使った高額療養費制度|採卵6回の私が自己負担額を体験談で解説
不妊治療で高額療養費制度を実際に利用した体験をもとに、自己負担額がどれくらい減るのかを解説。採卵6回・AMH0.6で治療を続けた実例とともに、対象となる費用・対象外・多数回該当・限度額適用認定証・マイナ保険証まで2026年版の制度に対応して詳しく紹介します。

医療保険の給付金を受け取っても医療費控除はできる?

これも、多くの方が気になるポイントではないでしょうか。
私自身、「保険金を受け取ったら医療費控除は使えないんだろうな。」と思っていました。
しかし、実際は違いました。

医療保険から給付金を受け取っていても、補填された金額を差し引いたうえで、残りの医療費について医療費控除を申請できます。

つまり、「保険金を受け取った=医療費控除が使えない」ではありません。


私が実際に受け取った保険金

私の場合、不妊治療中に医療保険から次の給付金を受け取りました。

  • 採卵の手術給付金
  • 先進医療給付金

2025年分に受け取った給付金は、合計で約54万円でした。
かなり大きな金額だったため、「これだけ受け取ったなら医療費控除は関係ないかも。」と思っていました。

しかし実際には、保険金を差し引いて計算した結果、医療費控除の対象となる医療費が残ったため、確定申告を行いました。

この経験から感じたのは、「保険金を受け取ったから申請しない」のは、とてももったいない可能性があるということです。
「自分は対象外だろう」と決めつけず、一度計算してみることをおすすめします。


私の2025年分をもとにしたイメージ

私が2025年分で申請した内容を、イメージとしてまとめると次のようになります。

内容金額(概算)
病院・薬代737,700円
交通費39,760円
支払総額777,460円
高額療養費制度▲約40,000円
医療保険給付金▲約540,000円
補填後の自己負担額(概算)約197,000円

※実際の医療費控除額や還付される税額は、所得や補填の対象となる医療費などによって異なります。上記は私のケースを分かりやすく説明するための概算です。

私はこの計算をしたことで、「給付金を受け取っても、医療費控除の対象になるんだ。」と初めて理解できました。


e-Taxで一番困ったのは「保険金の入力」だった

私はe-Taxを利用して医療費控除を申請しました。
マイナポータルと連携できるため、病院で支払った保険診療分の情報は比較的スムーズに取り込めました。

一方で、一番困ったのは医療保険の給付金の入力です。
保険会社から支払われた給付金は、自分で入力する必要があります。そのため、

  • どの保険会社から受け取ったのか
  • いくら給付されたのか
  • どの治療に対する給付金なのか

が分かる給付金の支払通知書を手元に準備しておかなければ入力できませんでした。
私は書類を探すところから始まり、想像以上に時間がかかりました。

これから申請する方は、給付金の通知書が届いた時点で、他の領収書と一緒に保管しておくことをおすすめします。


医療費控除は「諦める前に確認する」ことが大切

私自身、

  • 高額療養費制度を利用した
  • 医療保険から約54万円の給付金を受け取った

という状況だったため、「医療費控除は対象外だろう。」と最初は思っていました。
しかし、実際には補填された金額を反映して計算することで、医療費控除を申請することができました。

不妊治療は費用が高額になりやすく、制度も複雑です。
だからこそ、「自分は対象外だと思う」と決めつけず、一度確認してみることが大切だと感じています。


私が実際にe-Taxで医療費控除を申請した流れ

2025年分の医療費控除は、私はe-Taxを利用して申請しました。
以前は「確定申告=税務署へ行くもの」というイメージがありましたが、マイナンバーカードがあれば自宅から手続きができ、とても便利でした。
もちろん最初は少し不安もありましたが、事前に必要な書類を準備しておいたことで、大きく困ることなく申請できました。

一方で、「もっと早く準備しておけばよかった」と感じたこともあります。
これから申請する方には、私と同じような思いをしてほしくありません。
そこで、実際の経験をもとに「申請前に準備しておきたいもの」をまとめました。


医療費控除を申請する前に準備しておきたいもの

私が実際に準備したものはこちらです。

準備するもの用途
マイナンバーカードe-Taxへログインするため
病院・薬局の領収書自費診療などの確認
タイムラプスなど自費診療の領収書マイナポータルに反映されない場合があるため
通院交通費の記録公共交通機関の交通費を入力するため
高額療養費の支給決定通知書払い戻し額を確認するため
保険会社の給付金支払通知書受け取った給付金を入力するため
還付金を受け取る銀行口座還付金の振込先として登録

すべてを一つのファイルにまとめておくと、申請当日に慌てずに済みます。


マイナポータル連携で便利だったこと

e-Taxで便利だと感じたのが、マイナポータルとの連携です。
保険診療分については、医療費通知情報を取り込むことで、病院名や受診日、支払った医療費などを自動で反映できました。

領収書を1枚ずつ入力する手間が減り、想像していたよりスムーズに作業を進められました。
ただし、ここで注意したいことがあります。

自費診療や交通費は自分で入力が必要

マイナポータル連携は便利ですが、すべての医療費が自動で反映されるわけではありません。例えば、私の場合は、

  • タイムラプスやEMMA・ALICE検査などの自費診療
  • 通院にかかった交通費

は、自分で内容を確認しながら入力しました。

「自動で全部終わる」と思っていると、入力漏れにつながる可能性もあります。
連携したデータだけで安心せず、領収書や交通費の記録と照らし合わせながら確認することをおすすめします。


私がおすすめする領収書の管理方法

領収書を管理するにあたり「やっておいてよかった」と思ったことがあります。
それは、領収書を日付順にまとめて保管するようにしたことです。

治療を始めた頃は、財布や引き出しにそのまま入れてしまい、後から探すのに時間がかかりました。途中からはクリアファイルを用意し、

  • 病院の領収書
  • 薬局の領収書
  • 保険会社の通知書

を一緒に保管するようにしました。

この方法に変えてからは、必要な書類をすぐに見つけられるようになり、確定申告の準備がかなり楽になりました。


申請前チェックリスト【保存版】

私は、これから医療費控除を申請する方には、次のチェックリストをおすすめします。

✅マイナンバーカードを準備した
✅病院・薬局の領収書を保管している
✅自費診療(タイムラプスやEMMA・ALICEなど)の領収書がある
✅通院交通費を記録している
✅高額療養費の支給決定通知書を準備した
✅保険会社の給付金支払通知書を準備した
✅還付金を受け取る銀行口座を確認した

この7つがそろっていれば、申請時に慌てることは少ないと思います。


「もっと早く知っておけばよかった」と思ったこと

不妊治療は、治療そのものだけでなく、お金の管理も想像以上に大変です。
私自身、「医療費控除」という制度は知っていましたが、

  • 交通費も対象になること
  • 保険金を受け取っても申請できること
  • 自費診療でも対象になる場合があること

は、実際に申請するまで知りませんでした。

制度を知っているだけで、確定申告の準備も気持ちの余裕も大きく変わります。
だからこそ、これから不妊治療を始める方には、「治療費」と一緒に「領収書や交通費の記録」も習慣にしてほしいと思っています。


不妊治療の医療費控除でよくある質問(FAQ)

Q1. 採卵や胚移植の費用は医療費控除の対象になりますか?

はい。妊娠を目的とした不妊治療であれば、採卵や胚移植にかかった費用は、原則として医療費控除の対象になります。
私も2025年分の確定申告では、採卵にかかった費用を医療費として申告しました。

Q2. タイムラプスなどの自費診療も対象になりますか?

自費診療であっても、妊娠を目的とした治療の一環として受けた検査であれば、医療費控除の対象となる場合があります。
私は実際にタイムラプスやEMMA・ALICE検査の費用も申告しました。

Q3. 通院の交通費も医療費控除の対象ですか?

電車やバスなどの公共交通機関を利用した通院交通費は、医療費控除の対象になります。
一方で、自家用車のガソリン代や駐車場代は、原則として対象外です。

私は交通費を後から集計するのにとても苦労したため、通院日・利用区間・金額は、その都度記録しておくことをおすすめします。

Q4. 保険金を受け取っていても医療費控除はできますか?

はい。医療保険から給付金を受け取っていても、医療費控除を申請できる場合があります。
私も採卵や先進医療の給付金を受け取りましたが、補填された金額を差し引いて計算し、医療費控除を申請しました。
「保険金を受け取ったから対象外」と思い込まず、一度確認してみることをおすすめします。

Q5. 高額療養費制度を利用していても医療費控除は申請できますか?

はい。高額療養費制度と医療費控除は併用できます。
ただし、高額療養費として払い戻された金額は、医療費控除を計算するときに差し引く必要があります。

Q6. 夫婦どちらで申請した方がいいですか?

医療費控除は、生計を一にしている家族の医療費をまとめて申告できます。
一般的には、所得税率が高い方が申告した方が、還付額が大きくなる場合があります。
ただし、どちらが有利になるかは世帯の収入状況などによって異なるため、事前に確認すると安心です。


まとめ|不妊治療は「制度を知っているか」で負担が変わる

不妊治療は、精神的にも経済的にも大きな負担がかかります。
私自身、AMH0.6と診断されて治療を始めてから、「こんなにお金がかかるんだ…」と何度も感じました。

2025年はタイミング法から採卵4回までを経験し、交通費を含める医療費(医療費控除対象)は約78万円を支払いました。
さらに、高額療養費制度や医療保険の給付金を利用しながら、医療費控除も申請しました。

制度を調べるのは正直大変でしたが、「知らなかった」で終わらせなくて本当に良かったと思っています。特に医療費控除は、

  • 会社員でも利用できる
  • 不妊治療も対象になる
  • 通院交通費も対象になる
  • 保険金を受け取っていても申請できる場合がある

など、多くの方に知ってほしい制度です。

もちろん、還付される金額だけで不妊治療の負担がなくなるわけではありません。
それでも、利用できる制度を一つずつ知ることは、お金の不安を少しでも減らすことにつながると感じています。

この記事が、これから医療費控除を申請する方の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

「なぎ」

30代でAMH0.6(卵巣予備能が低い状態)と診断され、不妊治療を開始。
採卵や転院を経験し、保険適用後も総額100万円を超える治療費を経験しました。

このブログでは、自身の体験と、公的機関が公開している制度情報をもとに、不妊治療のお金・制度・仕事との両立・ライフプランについて発信しています。

専門家ではありませんが、一人の当事者として、「もっと早く知っていれば」と感じたことを、これから治療を始める方にも分かりやすく届けたいという思いで記事を書いています。

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