「仕事から帰ってきても、夕食の準備や洗濯が待っている」
「平日は疲れてしまい、家事をする余裕がない」
「休日にまとめて家事をしていると、休む時間がなくなってしまう」
このように感じることはありませんか?
仕事をしながら家事もこなそうとすると、思っている以上に時間と体力が必要です。特に平日は、仕事が終わってから夕食の準備や片付け、洗濯などをしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
すべての家事をきちんとこなそうとすると、疲れがたまったり、自分の時間を確保できなくなったりすることもあります。
仕事と家事を無理なく両立するためには、頑張って家事をこなすだけでなく、家事の量を減らすことや、負担がかかりにくい仕組みをつくることも大切です。
この記事では、忙しい平日の負担を減らすために取り入れやすい工夫を紹介します。
仕事と家事の両立が大変になる理由
仕事が終わってからもやることが多い
仕事が終われば自由な時間ができると思っていても、実際には帰宅後にもさまざまな家事があります。
例えば、次のようなものです。
- 夕食の準備
- 食後の片付け
- 洗濯や洗濯物をたたむ作業
- 部屋の片付け
- 翌日の準備
- 日用品や食料品の買い出し
ひとつひとつは短時間で終わる家事でも、いくつも重なると大きな負担になります。
仕事で疲れているときほど、家事を始めること自体が大変に感じられることもあるでしょう。
家事をきちんとやろうとしすぎる
家の中をいつもきれいに保ちたい、食事はできるだけ手作りしたい、洗濯物はその日のうちに片付けたいなど、家事に対する理想は人それぞれです。
しかし、仕事と両立しながら、すべてを理想どおりにこなすのは簡単ではありません。
毎日完璧にやろうとすると、できなかったことが気になり、必要以上に疲れてしまうこともあります。
まずは、毎日必ずやる必要があることと、時間があるときにやればよいことを分けて考えてみましょう。
家事の負担が一人に偏っている
夫婦で暮らしている場合、家事の分担が一方に偏っていると、負担が大きくなりやすくなります。
家事を担当する人が、何をいつまでにやるかを考え、必要なものを確認し、実際に作業するところまで担っているケースもあります。
仕事と家事を両立するためには、作業そのものだけでなく、家事について考えたり管理したりする負担にも目を向けることが大切です。
平日の負担を減らす7つの工夫
1. 平日にやる家事を絞る
まず取り入れたいのは、平日にやる家事を必要最低限に絞ることです。
毎日すべての家事を終わらせようとすると、休む時間がなくなってしまいます。
例えば、次のように分けて考えてみましょう。
平日に優先したい家事
- 食事の準備
- 食器や調理器具の片付け
- 必要な洗濯
- 翌日の準備
休日や余裕がある日に回せる家事
- クローゼットや収納の整理
- 窓や換気扇などの念入りな掃除
- 普段使わない場所の片付け
- 衣替えや大がかりな整理整頓
これはあくまでも一例です。家庭の状況に合わせて、必要な家事を選びましょう。
大切なのは、すべてを毎日終わらせることではなく、生活に必要なことを優先し、後回しにできる家事は無理をしないことです。
2. 夕食の準備を簡単にする
平日の家事の中でも、負担になりやすいのが夕食の準備です。
献立を考え、食材を用意し、調理して、食後には片付ける必要があります。
少しでも負担を減らすために、次のような工夫を取り入れてみましょう。
- 休日や時間がある日に食材を切っておく
- 冷凍野菜やカット済みの食材を活用する
- 短時間で作れる定番メニューを決めておく
- 一度に多めに作り、適切に保存して別の日に活用する
- 忙しい日は総菜や冷凍食品も選択肢に入れる
毎日違う料理を作る必要はありません。
疲れている日は、簡単なメニューにしたり、調理の手間が少ない食品を利用したりしても大丈夫です。
食事の準備にかける時間を減らすことで、休息や自分の時間を確保しやすくなります。
3. 洗濯や片付けの手間を減らす
洗濯は、洗うだけでなく、干す、取り込む、たたむ、収納するという複数の作業があります。
一度にすべて終わらせようとすると、負担が大きくなることもあります。
例えば、次のような方法が考えられます。
- 洗濯物をため込みすぎないよう、家庭に合った頻度で洗濯する
- ハンガーのまま収納できる衣類は、たたむ作業を減らす
- タオルや日用品の収納場所を使いやすい位置にする
- 片付ける場所を決め、物を戻しやすくする
- ロボット掃除機など、家事を助ける道具の活用を検討する
すべての方法を取り入れる必要はありません。
自分が特に面倒だと感じている作業をひとつ選び、その手間を減らせないか考えることから始めてみましょう。
4. 買い物の回数を減らす
仕事帰りに毎日のように買い物をすると、時間がかかるだけでなく、疲れているときには負担に感じることもあります。
買い物の回数を減らすために、必要なものを事前に確認しておく方法があります。
例えば、次のような工夫です。
- 食料品や日用品の在庫を確認する日を決める
- 買うものをメモしてから出かける
- よく使う日用品は、残量が少なくなった段階で補充する
- ネットスーパーや宅配サービスを必要に応じて活用する
ただし、まとめ買いをすると、食材を使い切れなかったり、必要以上に購入してしまったりすることもあります。
買い物の回数を減らすことだけを目的にせず、家庭で使い切れる量を考えながら購入しましょう。
5. 夫婦で家事を分担する
夫婦で暮らしている場合は、家事を一人で抱え込まないことも大切です。
家事の分担を考えるときは、作業の数だけでなく、それぞれにかかる時間や負担にも目を向けてみましょう。
例えば、次のような分担方法があります。
| 家事 | 分担の例 |
|---|---|
| 食事 | 一方が調理し、もう一方が片付ける |
| 洗濯 | 洗濯をする人と、取り込み・収納をする人を分ける |
| 買い物 | 必要なものを共有し、買い出しを分担する |
| 掃除 | 場所ごとに担当を決める |
| 日用品の管理 | 在庫確認や補充のルールを決める |
これはあくまでも一例です。仕事の時間や得意不得意、生活リズムに合わせて決めましょう。
また、家事の担当を決めるときは、作業だけでなく、献立を考える、買うものを確認する、在庫を把握するといった準備や管理も含めて話し合うことが大切です。
家事を分担する目的は、どちらか一方に負担が集中しないようにすることです。
お互いの忙しさや疲れ具合も考慮しながら、無理なく続けられる方法を見つけましょう。
6. 時短につながるサービスや家電を活用する
家事の負担を減らす方法として、便利なサービスや家電を活用することも選択肢のひとつです。
例えば、次のようなものがあります。
- 食器洗い乾燥機
- 乾燥機付き洗濯機
- ロボット掃除機
- ミールキット
- 食材や日用品の宅配サービス
- 家事代行サービス
もちろん、すべてを利用する必要はありません。購入費用や利用料金がかかるため、家計とのバランスを考えることも大切です。
検討するときは、次の点を確認してみましょう。
- どの家事の負担を減らしたいのか
- どのくらいの頻度で使うのか
- 初期費用や月額料金はいくらか
- 自分で家事をする場合と比べて、どのくらい時間を減らせそうか
家事を減らすための出費は、必ずしも無駄遣いではありません。
費用に見合う便利さが得られるかを考え、生活に合った方法を選びましょう。
7. 疲れている日は無理をしない
仕事と家事を両立するうえで、意識したいのが休む時間を確保することです。
仕事で疲れている日や、体調がすぐれない日にまで、普段どおりの家事をこなす必要はありません。
例えば、次のような対応も考えられます。
- 夕食は簡単なメニューにする
- 掃除は翌日以降に回す
- 洗濯は必要なものを優先する
- 夫婦でその日の家事を調整する
- どうしても難しいときは、便利なサービスを利用する
毎日同じ量の家事をこなすのではなく、その日の状況に合わせて調整してよいのです。
無理を重ねてしまうと、家事そのものが大きなストレスになることもあります。
長く続けるためにも、頑張る日と休む日をつくり、無理のないペースを大切にしましょう。
平日の家事を楽にするために、まず見直したいこと
ここまで紹介した工夫をすべて実践する必要はありません。
まずは、平日の生活の中で、特に負担に感じている家事をひとつ見つけてみましょう。
例えば、夕食の準備に時間がかかるなら、献立を固定したり、冷凍食品を活用したりする方法があります。
洗濯物をたたむことが負担なら、収納方法を見直して、たたむ量を減らせるかもしれません。
家事を分担できていないと感じるなら、夫婦で担当やルールを話し合うことから始めてもよいでしょう。
一度に生活全体を変えようとするよりも、負担の大きい部分から少しずつ改善する方が、取り入れやすくなります。
また、家事を減らすために新しい家電やサービスを利用する場合は、費用と得られるメリットを比較して決めましょう。
家事の時間を減らすことだけでなく、家計に無理がないかも確認することが大切です。
まとめ|仕事と家事は頑張りすぎず、負担を減らす工夫を
仕事と家事を両立するためには、すべての家事を完璧にこなそうとするのではなく、負担を減らす方法を考えることが大切です。
今回紹介した工夫を振り返ります。
- 平日にやる家事を絞る
- 夕食の準備を簡単にする
- 洗濯や片付けの手間を減らす
- 買い物の回数を減らす
- 夫婦で家事を分担する
- 時短につながるサービスや家電を活用する
- 疲れている日は無理をしない
家事のやり方に正解はありません。仕事の時間や生活環境、家族の状況によって、取り入れやすい方法は異なります。
大切なのは、自分たちの暮らしに合った方法を見つけ、無理なく続けられる仕組みをつくることです。
まずは、平日に負担だと感じている家事をひとつ選び、その手間を少し減らす方法を考えてみてはいかがでしょうか。

